ブルーベリーのアントシアニンが目の働きと関わる脳の働きをサポート

ブルーベリーは、目の疲れをとり、脳の活動をサポートする

「ブルーベリーは目に良い」とよく知られています。
ブルーベリーの特徴である果実の瑠璃色は、アントシアニンという色素によるものです。これはフラボノイド系色素で、植物に多く含まれるポリフェノールの一種です。

 

このアントシアニンには視力回復効果があると言われています。

 

眼球にある水晶体を通った光が網膜に映し出され、その刺激が脳に伝えられ、私たちは何が見えたかを判断しています。
この働きにはロドプシンという物質が使われますが、目の使い過ぎなどで疲れてくると、ロドプシンの働きが弱まり、目が見えにくいなどの症状が表れます。

 

ブルーベリーに含まれるアントシアニンには、このロドプシンの機能を高める作用があるため、目の疲れをとり、目の働きに直接関わりを持つ脳の働きをサポートします。

 

 

ブルーベリーは精神力の低下も防ぐ

 

ブルーベリーには、ポリフェノールが豊富に含まれ、果物の中でも抗酸化作用に関してトップレベルです。
しかも、体調を整える食物繊維が多量に含まれコレステロールを抑える働きもあります。

 

ブルーベリーが世界に広まったのは、17世紀のはじめのこと。ヨーロッパからアメリカに移住し、食べ物に困っていた人々が、先住民であるインディアンから干したブルーベリー入りのスープなどを分けてもらい、生き延びたことがきっかけで、世界へ広まったと伝えられています。

 

日本に入ってきたのは比較的新しく、昭和になってからアメリカより伝わりました。現在では日本の各地で栽培されています。ブルーベリーは家庭でもプランターなどで育てることができます。

 

春には白くて可愛い花が咲き、咲き終わると緑の実がなります。だんだん赤く色付き、やがて青い実になります。
花言葉は「知性」です。

 

皮ごと食べることができ、ほどよい甘さと酸味により、リラックス効果があります。

 

傷みやすいというウイークポイントがあるので、ジャムなどに加工しておき、ヨーグルトに入れたりパンにぬったりして、毎日でも取りたい栄養素です。